今や、どの会社やお店でもインターネットでの情報発信は必要な時代。
インターネットの情報発信の定番といえば「ホームページ」です。
私も店舗営業にホームページを活用しています。
以前は、業者に制作してもらったものでしたが、現在は自分でホームページを制作し運営しています。
この記事では、私のホームページ運営に活用しているさくらインターネット のサービスを紹介します。
まずホームページ(Webサイト)を運営するために、必要なものを解説します。
- ファイル:画面に表示されているページ(建物)
- サーバー:ファイルの格納場所(土地)
- ドメイン:アドレス、URL(インターネット上の住所)
詳しくはこちらの記事で解説
\ ホームページの基礎知識について /
この3つの要素で、「②のサーバー」と「➂のドメイン」は、専門のホスティングサービスと契約して利用することが一般的です。
つまり、私の場合は
- ファイル:自分で作っている
- サーバー:さくらインターネット
- ドメイン:さくらインターネット
という状況です。

自力運営する場合の定番の方法です。
ファイルは、画面に表示されているページの部分です。
一般的に「建物」に例えられます。
専門のプログラムを駆使して作られています。
自分で用意する方法は、いくつかあり、プログラミングを習得して作成する以外に、プログラミングが不要のツールやサービスを利用する手段があります。
- 自分でプログラムして作る
- CMS(WordPressなど)を利用する
- スキル不要のサービスを使う(JimdoやWIXなど)
- 専門業者に依頼する
どの方法を採用できるかは、それぞれの状況や条件(運用目的、運用方法、予算)によって変わってきます。
サーバーは、よく「土地」に例えられます。
サーバーを自分で用意するには高度な知識と技術が必要なので、専門サービスをレンタル契約する「レンタルサーバー」が一般的に利用されます。
インターネット上では、さまざまなユーザーがページを見にきます。
中には悪いことを企むユーザーもいるでしょう。
なので、安全に利用できる専門サービスを使いましょう。
ドメインは、アドレスやURLなどの役割と同様に、インターネット上の住所です。
広大なネット空間で、ページがある場所へたどり着くための大事な情報です。
お金を払って取得する「独自ドメイン」は、自分の好きな文字列でドメインを作ることができます。
(注:重複できないルールがあります)
レンタルサーバーを扱うサービスなら、独自ドメインが取得できるようになっていることが多いです。

では「さくらインターネット」について解説します!
公式サイト|さくらインターネット

画像引用元:さくらインターネット公式サイト
さくらインターネットは、インターネットサービス事業を手掛ける会社です。
国内最大級を誇るデータセンターを運営しており、レンタルサーバーの利用件数は48万件を超える実績があります。
創業は1996年、今年(2023年)で27年目を迎える老舗です。
私が、ホームページの自力運営に挑戦したのは、2017年。
Web制作の初心者で、サーバー契約もドメイン取得も、はじめてのことでした。
「さくらインターネット」なら歴の長い会社だから大丈夫だろうと思い選びました。
「契約したけれど使えなかったらどうしよう?」と思いながら手続きした瞬間を、今でも覚えています。
経験を積んだ今なら会社選びで悩むぐらいですが、当時はサーバー契約すること自体が、正しいことなのか不安でもありました。

長く続くのは「信頼の証」

画像引用元:さくらインターネット公式サイト
さくらインターネットのレンタルサーバーは、全部で6つのプランがあります。
- ライト
- スタンダード
- プレミアム
- ビジネス
- ビジネスプロ
- マネージド
これから申し込む方のために、プランを選ぶときのポイントを紹介します。
- WordPressが使えないライトプラン
- プランの途中変更が大変
私がはじめて契約したのは、「自分でホームページを作って公開できるのか?」を試す目的もあり一番安い「ライト」(月額131円)でした。
ライトプランは、「静的サイト」とよばれる、HTMLとCSSだけで構成されたようなシンプルなWebサイトの運営ができるサーバーです。
ブログ運営の定番ツール「WordPress」は使えないプランなので、注意してください。

はじめは安いプランで、あとからプランを変えるのはどうなの?

それはオススメしないかな…

えっ!なんでなの?

プラン変更は「再契約」と「サイトの引越し」になるんだ
はじめて契約したプランは「ライト」ですが、現在は「スタンダード」を利用しています。
途中でプランの変更をしたのですが、これがちょっと大変でした。
ホームページの自力運営に挑戦して2年後。
だいぶ慣れてきたので、次はWordPressを使ってブログに挑戦することにしました。
しかし先ほど紹介した通り「ライト」ではWordPressが使えません。
ならば「プランを変更して、すぐにWordPressを使おう!」としたのですが、さくらインターネットの場合は「プランの新規契約」と「サイトの引越し」が必要だと判明しました。
「スタンダード」を申し込み、使えるようにする
「ライト」で利用していたサーバーから「スタンダード」で利用するサーバーに、サイトを丸ごと引越しする
- ドメインの設定を変更する
- ファイルデータを移動させる
- リダイレクト設定をする など…
失敗できない重要な作業が含まれます
サイトの引越しが無事に終わったら、利用しないサーバーであれば、解約手続きをしましょう。
解約を忘れると利用しないのに、支払が続くことになるので注意してください。

サイトの引越しは、振り返れば良い経験だったけど、あまりやりたくないのが本音だね。

画像引用元:さくらインターネット公式サイト
プラン選びのポイントを考慮して、オススメするプランは「スタンダード」です。
今はWordPressを使わないというサイトでも、将来使いたくなくるかもしれません。
そんな時でも、手間がかからず対応できるように「スタンダード以上のプラン」を契約しておくのがいいと思います。
また「スタンダード」のひとつ上のプランである「プレミアム」は、新しく登場したプランで、大量アクセスに対応した「コンテンツブースト機能」がプラスされています。
本来、別途費用がかかる有料機能が含まれているのでコスパの良いプランですが、ブログやアフィリエイトサイトなどのサイト運営に慣れている人向けのプランと思っていいと思います。

もっと詳しく解説している記事もあります!
\ ヨフカシが運営している姉妹サイト /

お店のホームページなら「スタンダード」で十分だよ!
\ おすすめNo.1 /
WordPressが使える
スタンダードプラン
- 基本の料金¥524(月額払いの場合)
- 1年 / 2年 / 3年の一括払いで割引あり
- 2週間の「無料お試し期間」あり
- 初期費用が無料
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画像引用元:さくらインターネット公サイト
ドメインは、アドレスやURLなどのように「インターネット上の住所」の役割です。
独自ドメインと呼ばれる有料契約を申し込むと、ドメインの文字列を自分の好きなオリジナルの文字列で指定することができます。
「住所」という性質上、重複ができません。
すでに誰かに使われている文字列の場合は、あきらめて別のドメインを考えましょう。
独自ドメインは、ホームページの運営にレンタルサーバーとセットで必要なものなので、多くのサーバー会社で「独自ドメインの取得と管理」も扱っています。
私は、レンタルサーバーの契約と合わせて、独自ドメインも「さくらインターネット」で取得しました。
- 「.com」のトップレベルドメインで年間¥2614(10%税込み)
- Whois代行設定サービス付き
- 2022年8月25日に改定された料金

同じトップレベルドメインでも、会社によって料金が違います

画像引用元:さくらインターネット公式サイト
さくらインターネットのドメイン料金は、他社の料金と比較すると少し高いです。
別の会社やサービスを利用して、ドメインを安く取得する方法もあります。
ドメインが取得できる代表的な会社を紹介したので、参考に比較してみてください。

安いところで契約(取得)すればいいよね?

それもあり!
ただ分けて契約するときは、注意が必要だよ!
- サーバーとの紐づけ設定を自分で行う必要がある
- 契約更新の手続きを忘れないように!
契約したドメインを、サイトを設置しているサーバーと連携させる手間がかかります。
ネットで調べると設定方法が解説されているので、だれでも設定はできます。
\ ヨフカシが運営している姉妹サイト /
ホームページ運営に必要な「サーバー」と「ドメイン」の契約は、
- 同じ会社で契約する?
- 分けて契約する?
どちらの方法が良いのか、迷ってしまうと思います。

私が同じ会社にしている理由は「管理が楽だから」です。
ドメインの更新手続きを失敗してしまい使えなくなった場合、新しくドメインを取得して、やり直さなければなりません。
また会社やお店の場合、名刺やパンフレット、チラシなどの印刷物の変更が発生してしまう事態になりかねません。
「独自ドメインは大事なビジネス資産」です。
さくらインターネットの「レンタルサーバー」と「独自ドメイン」を紹介しました。
ホスティング事業(サーバー事業)を行っている会社であれば、「サーバー」と「ドメイン」の両方の取扱いがあるはずです。
私のように、同じ会社でまとめて契約する方法もあれば、別々の会社で契約する方法もあります。
- コスト調整ができない
- 契約や更新手続きの管理が楽
- コストを抑えられる
- 更新手続きを忘れないように!
メリットとデメリットは、表裏一体です。
自分が納得できる方法を選んで利用しましょう。