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こんばんは、ヨフカシです。
私はスキマバイトのタイミーを利用して20年ぶりにアルバイトをした結果、生活リズムが改善し、心身ともに健康的な生活を送れるようになりました。
そして、そのままスキマバイトを続けていたら、なんとその会社からスカウトされ、現在は「パート社員」として働いています。
この記事は「タイミーで働いてみた」の後日談です。
前回の関連記事でもお伝えしていますが、私は「働きやすい環境」を重視していたので、気に入った1つの現場に絞ってエントリーして働いていました。
おかげで仕事もたくさん覚えて、慣れた作業を繰り返す日々。
そんなある日、社員から「タイミーじゃなくて、パート社員として働かないか?」と突然声をかけられました。

- タイミーは制限がある
- そのうち、ここで働けなくなる
- これからも働いてくれるなら、社員契約しないか?
という話でした。
これからも長く働きたいと思っていたので、その場で「社員契約したいです」と返答し、入社の手続きをしました。

タイミーで引き抜きってホントにあるんだ!
\ 探すのも、働くのも、アプリから /
パートになってよかったと感じるのは、タイミーで勤務するときの苦労がなくなったことです。
タイミーで働く上での「苦労」とは「募集枠の奪い合い」という戦いです。

タイミーのエントリーは「早い者勝ち」がルール。
エントリーページでは「募集人数○/○人」と募集定員数と残りの枠数が表示されています。ただし、これは枠が空いている場合のみ確認できる情報となっており、すでに申し込みが定員に達している場合には「締め切り済」となり、定員数の確認も、エントリーすることもできません。

(空きありと空きなし)
時給の高い仕事や人気の職場だと、すぐに枠が埋まってしまうため、とにかく早くエントリーしなければなりません。
しかも、募集情報の掲載が雇い主側のタイミングでアップされるため「次の募集はいつ掲載されるかな?」と常々気にかけて過ごすことになります。
私も過去に、自分がタイミーでの勤務中に募集が開始されてしまい、勤務終わりにスマホで確認すると、すでに希望する日が満枠でエントリーできなかった、という経験があります。
パート社員になって曜日固定の勤務になったことで、仕事のエントリー競争に参加する必要がなくなりました。

曜日固定の勤務になったので、エントリーが必要ない
私も当初は知らなかったのですが、タイミーでは仕事の申し込みに関して、いくつかの制限があります。

詳しくはこちら↓
>>お仕事の申し込み制限について
(タイミーの公式サイト)
その中で私が特に心配だったのが「年間で1社で稼げる金額は28万円未満」という「年間報酬による申し込み制限」の部分。
具体的には「同一企業での年間報酬が28万円未満になる募集にお申し込み可能」という制限です。
私は、このルールを知らずに頻繁にエントリーしており、数ヶ月でその制限の対象になりそうな状況でした。
社員さんが声をかけてきてくれたのは、そんな私の状況を察してくれたからだと思います。
パート社員になったことで、タイミーの制限を気にすることなく働けるようになりました。
正直にいうと、タイミーで働いていた時の方が、仕事終わりに感じる「充実感」が高かった気がします。
これは、単純にタイミーのシステムが優れていたということだと思います。
タイミーは勤務を終えると、画面に報酬金額が表示されます。そして希望であれば、すぐに自分の口座に送金することができます。
パート社員だと、勤怠をタイムカードで打刻するだけで、給料の支払いも月1回です。ほとんどの会社が、同じような給与システムだなので、あたりまえのことです。

ただ比較してみると、タイミーの「稼いだ金額を具体的な数字で確認できる機能」は、充実感が高まる要素だったと改めて感じました。

よし!今日も○○○○円稼いだぞ!
タイミーのアプリには、働く人のモチベーションを向上させる独自の評価システムがあります。
この評価方法が「ゲーム感覚」になっているので、楽しく働く要素のひとつになっています。

(はじめて勤務した時の記録から)
主に
- レベルアップ
- バッジ獲得
という2つの仕組みです。

まず、レベルアップとは、タイミーで仕事をすると「経験値」を獲得でき、ある一定のポイントでレベルアップする機能です。
マイページの画面に自分のレベル(Lv.)が表示されます。
さらに、レベルに応じた呼び名もあり「ROOKIE」からはじまり「HOPE」「ACE」「MASTER」と段階的に変わっていきます。


現在の私は「Lv.13のMaster」です。
もう一つの「バッジ獲得」は、仕事の種類によって認定証が獲得できる機能です。

特定の業務において、働き先から認められると「バッジ」を獲得できます。さらに、ある条件を満たすと「バッジ獲得者限定の仕事」も見ることができるようになっています。
バッジの種類は「洗い場」「調理」「レジ」「品出し」など、全14種類あります。
バッジは、その仕事に対する経験があるという「スキル証明書」なので、雇い主側も安心でき、働く人もスキルが身についたという自信を持てます。

私が獲得したのは「仕分け」のバッジのみですが、人によっては「いろんな仕事にエントリーして、すべてのバッジを獲得したい」という人もいるかもしれません。

このようなゲーム感覚でスキルアップを確認できる仕組みは、働く人のモチベーションを支える良い評価システムだと思いました。
タイミーとして働いていた頃は「お金を稼ぐ便利なツール」としか感じていませんでした。
しかし、パート社員として働くようになって、それまでの印象と大きく変わりました。
タイミーをはじめとする「スキマバイト」は「雇用側」と「労働側」の利害をうまく組み合わせた、新しい求人の仕組みです。履歴書もなく、自由に仕事を選べるので、「労働側」に有利なイメージを抱いている人もいるでしょう。
ところが、これは表面的なイメージです。
実は、「雇用側」と「労働側」をマッチングさせ、お互いの相性を確かめる役割を果たしています。

通常の採用は、求人広告を出し、応募されるのを待ち、面接をして、合否を連絡して、準備や手続きを整えて、ようやく出勤してもらうという流れが一般的でしょう。
ところが、それだけの時間と手間をかけても、相性が合わずに、すぐに辞めてしまう。
そして、また求人広告を出す。
このようなループがしばしば起こっているのが現実ではないでしょうか?
しかし、スキマバイトからのスカウトの場合「実際の働きぶりを知った上でスカウトできる」というメリットがあります。

勤務経験者を誘うので入社後のミスマッチ率を下げることができます。
さらに、タイミー時代にある程度仕事を覚えてもらうことで、入社後の育成時間も短縮できます。
テレビゲームで一度クリアした後に「強くてニューゲーム」という楽しみ方がありますが、それと似たような「新人だけど即戦力」という人材を雇うことができるようになります。


「強くてニューゲーム」みたいに「即戦力の新入社員」が現れます
入社までの準備期間にもタイミーで働いてもらうことができます。
私の実体験ですが、社員契約が有効になる前日まで「タイミー」として勤務し、その翌日から「社員」として勤務しました。
ただ、すべてのスキマバイトの現場で「求人」や「採用」を目的としているわけではないので、ご注意ください。
「稼ぎたい」「働きたい」という人も、どんな仕事でもいいというわけではなく、自分に合った「仕事内容」や「職場の雰囲気」を選びたいですよね?
スキマバイトは「職業体験ができる」という考え方もあります。

実際の仕事を体験してから、相性を判断して「継続する」か「別の仕事にする」の選択をする利用方法でもいいと思います。
「相性」の参考例を挙げると、タイミーの良くない評価として「職場でタイミーさんと呼ばれるのが嫌だ」という話題があります。
似たような話で「初日の勤務で名前で呼んでくれて、うれしかった」という話も知っています。
この「呼び方」については、現場の状況によって対応できないこともあるので、雇用側に強制できるものではないと思います。私は「タイミーさん」と呼ばれても平気です。

私は「タイミーさん」と呼ばれても気にならない
些細なことかもしれませんが、こういった要素も「相性」の判断基準になるでしょう。
仕事をするときには、個人の好み、感覚、価値観、心情など、複雑で目に見えない要素が絡みます。
自分の許容範囲内と範囲外の線引きをしながら、相性を探って仕事を選ぶことも必要だと思います。
改めてタイミーを「求人マッチングアプリ」として見直してみると、実はとても優れたシステムだとわかります。
実際に私も複数の現場で働いた結果、今の現場との相性がよかったので通っていました。
そして「仕事内容」も「職場の雰囲気」も理解した上で「働きたい」と思っていたところに、スカウトの話をいただきスムーズに契約ができました。

お互いの事情や状況を理解した上で、がっちりと握手して採用につながるので、求人採用の手段としてアリだと思います。
タイミーを続けていたら、社員からスカウトされて「パート社員」として働くようになったという後日談でした。
たった半年で、こんなにも自分の生活が変化するとは、エントリーを躊躇っていた当時の自分には想像もできなかったことです。
スキマバイトという働き方のおかげで、相性の良い職場が見つかり、私はとても運が良かったと思います。
仕組みに対して賛否両論ありますが「求人や採用の新しい方法」として優れた面があります。
「人手不足」という言葉が飛び交う時代だからこそ、タイミーのようなスキマバイトという仕組みが、世の中に浸透して欲しいです。